ブルーベリーのひみつ(ブルーベリーの機能性)

ブルーベリーでからだの根っこの腸を元気に!

2014.05.01

 みなさま、『乳酸菌』ってご存知ですか?一度は、耳にされたことがあるかと思います。そう、ヨーグルトの中に入っていておなかの調子を整える善玉菌ですね。一方、悪玉菌と呼ばれている細菌(大腸菌やウェルシュ菌等)が増加するとおなかの調子が悪くなり、便秘・軟便・下痢などの原因になりますし、何より栄養の吸収ができにくいです。『腸』の中は、この善玉菌と悪玉菌、そして日和見菌(善玉菌でも悪玉菌でもない菌)がせめぎ合っています。健康になるためには、善玉菌を増やし、からだの根っことなる『腸』の環境を整えるべきですね。

実は、最近の研究で、ブルーベリーがおなかの中の乳酸菌を増やす働きがあることがわかりました。野生ブルーベリーのジュースそしてプラセボ(偽物の)ジュースを6週間人に飲用させ、その腸内の細菌を調べたところ、野生ブルーベリーのジュースを飲用した人々は、ビフィドバクテリウム属(善玉菌:乳酸菌やビフィズス菌もこの仲間に入ります)が有意に増加していることが分かりました。このことから、野生のブルーベリーの飲用は、腸内細菌を整える働きがある可能性が考えられています。

第一回目のコラムでも書きましたが、ブルーベリーは、食物繊維も豊富です。ブルーベリーを食べることで腸内から体を健康にしていきましょう!


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寄稿者プロフィール

わかさ生活研究所