ブルーベリーのひみつ(ブルーベリーの機能性)

ブルーベリーで活性酸素を撃退!

2014.05.15

 一度は、『活性酸素』という言葉を聞いたことがあるかと思います。しかし、具体的に『活性酸素』を説明できる方は、なかなかいないと思います。簡単に言うと『活性酸素』は、体の中の細胞を傷つける悪い酸素です。どんな動物でも酸素を吸い、二酸化炭素をはく『呼吸』をしています。そのうちの約2%がちょっとしたキッカケで体に害をなす『活性酸素』に変貌してしまいます。また、紫外線、喫煙や排気ガス等により急激に上昇します。

私たちの体は、約60兆個の細胞から成り立っています。細胞一つ一つに私たちが生きるために必要な「タンパク質」「遺伝子」「脂質」…などが含まれているのですが、『活性酸素』は、これら体に必要な成分を攻撃して、細胞を破壊していきます。

ただし、私たちも『活性酸素』に負けてばかりいられません!体の中には、活性酸素をやっつける酵素(タンパク質)やビタミン類が存在します。そう、私たちの体は常に活性酸素と戦っているのです。その戦いに敗れた結果が老化になるのです。老化を防ぐには、体の外から抗酸化物質(活性酸素をやっつける物質)を摂り込まなければなりません。 代表的な抗酸化物質の一つに、ポリフェノールがあります。実は、ブルーベリーの中に含まれるアントシアニンもポリフェノールの仲間です。そのため、ブルーベリーもかなり強い抗酸化物質と予想されますね。実際に41種類もの野菜や果物について抗酸化の能力を計測した研究者がいます。その中で、ブルーベリーとブラックベリーが最も高いということがわかりました。

ブルーベリーを摂ることで、少しでも老化を遅らせていきたいですね。

第一回目のコラムでも書きましたが、ブルーベリーは、食物繊維も豊富です。ブルーベリーを食べることで腸内から体を健康にしていきましょう!


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寄稿者プロフィール

わかさ生活研究所