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ブルーベリーの輸入動向について

輸入量は拡大してきている

輸入は平成20年以降毎年ほぼ200t前後増え続けてきています。
この輸入の拡大は国内市場に影響を与えてきているとみられます。

ブルーベリーの輸入量グラフ
ブルーベリーの輸入量表

平成24年では輸入で最も多いのはチリです。次いでアメリカです。これら2国を合わせると1890tで輸入量全体の83%も占めます。

ここで注目すべきはチリは南半球に位置し、日本の端境期(冬)がちょうど果実の生産時期であることです。
また総輸入額を総輸入量で割った輸入単価でみるとは下落の傾向にあります。
輸入単価の下落は国内生産物との競合性を高めることとなり、国産品の価格下落の圧力を高めることのなります。

ブルーベリーの輸入単価


マーケティングプランナー
社団法人日本リサーチ総合研究所
主任研究員
影山 亥史郎