ブルーベリーのひみつ(ブルーベリーの機能性)

ブルーベリーと眼精疲労 その2

2015.03.11


皆さん、こんにちは。並びに本コラムが遅れまして申し訳ありません・・・。

最近、ますますブルーベリーに関係する研究報告がなされています。しかも近年は、細胞や動物を使った研究ばかりではなく、なんとヒトを対象とした臨床研究が行われています。(このコラムでもヒトを対象とした臨床研究をいくつかご紹介させて頂きました)
下のグラフは、ブルーベリーやアントシアニンの時代別研究報告数と論文報告数です。時代と共に数多くの研究者がブルーベリーやアントシアニンの持つ健康パワーに注目し、結果を出していることがよくわかります。



(津志田 ブルーベリーニュースNo.68 p.17 より改変引用)


 本日は、北欧産野生種ブルーベリーが眼精疲労に良いという研究がわかりましたので、報告します。実は、眼精疲労とブルーベリーの関係は、以前も記載させて頂いたとおり、わかっていました(詳しくは「第15回ブルーベリーと眼精疲労」)。
 しかし、その臨床研究は20名を対象としたものです。この研究も十分画期的ですが、今回新たに80名という人にご協力いただいて実行しました!実験内容は、2つのグループに分かれ、北欧産野生種ブルーベリーとプラセボ(偽者の薬:見た目だけそっくりで、何も入っていない薬)を飲用した後、わざとパソコンゲームを2時間にわたり行い、目の疲労度を専門的な機械で測定しました。プラセボを飲用したグループの人では、パソコンゲーム後による目の疲れが非常に高かったのですが、北欧産野生種ブルーベリーを飲用したグループでは、目の疲れがあまりないことがわかりました!
 このことから、やはりブルーベリーは、目の疲れ(眼精疲労)にとっても良いことがわかりました! 
今後もますますブルーベリーの研究が発展することが期待できますね。



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寄稿者プロフィール

わかさ生活研究所