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新年のご挨拶 2025年1月

一般社団法人日本ブルーベリー協会
会長 小林 正弘


年頭のご挨拶
新年あけましておめでとうございます。
11月16日の「10回総代会」において、江澤前会長の勇退に伴い、新会長に選任いただきました。前会長同様よろしくお願い申し上げます。
江澤前会長には強いリーダーシップと独自の「ど根性栽培」理論で6年の長きにわたり会を引っ張っていただき、誠にありがとうございました。
昨年は、正月早々の大地震・豪雨で能登地方の皆様には大変なご苦労をされていることと思います。早期に復興が進み、ブルーベリー栽培が再開できるようお祈り申し上げます。心ある会員からは剪定など、何かお手伝いできればとの声もいただいております。
一方、30周年記念誌の発行・式典が行われ、全国シンポジウムは、松本委員長を中心に岩手の会員の皆様のご努力により成功裏に行われました。
新しい栽培士は 名誕生しました。地域での活躍を期待しております。
近年の地球温暖化による猛暑の影響で、ブルーベリー栽培にも支障が出てきています。さきのシンポジウムでは、研究者から温暖化に対応した品種の選抜等のお話をいただきましたが、栽培者も、風通しの良い樹形づくり剪定など、栽培のいっそうの工夫が必要になるでしょう。寒冷地域でのラビットアイの導入も検討課題です。
今年度は、今まであまり取り上げてこなかったポット栽培について、何らかの形で取り上げることができないか、理事会等で意見を聞きながら、実践している会員や法人会員の協力をいただき、検討したいと思います。
当会の目的である「ブルーベリーの産業化」を実現するためには、儲かる経営が必要です。無農薬・減農薬等でがんばって栽培をしている会員のブルーベリーを差別化するお手伝いが何かできないか考え、ブルーベリー協会員のブルーベリーはやっぱりおいしと言ってもらえるようになればうれしいです。
東京での研修会などに遠方のため参加できない会員もいるかと思います。地域での交流・研修を盛んにして、栽培技術の向上を図っていただければと思います。近県の会員仲間の畑を見せていただき、どれほど参考になったことか。
全国シンポジウムは開催が決まっておりません。大規模なものでなくとも、先進地視察のような形で、地元負担を軽減しての開催で名乗りを上げていただける地域はないかと思っています。全国の仲間とブルーベリー談義をするのは本当に楽しいです。
ブルーベリーニュースもより充実していきたいと思います。皆様の投稿をお待ちしております。
初夢のようなことを書き並べましたが、これらが実現できるように会員の皆様のご協力をお願いし、ご挨拶とさせていただきます。