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新年のご挨拶 2022年1月

一般社団法人日本ブルーベリー協会
会長 江澤 貞雄


新年おめでとうございます。
コロナ禍で迎える新しい年も三年目になりました。マスクの着用と三密を防ぎ、ワクチン接種をするなどして各自ができる対策を行い、今年はコロナウイルスに影響されない素晴らしい年にしたいと思います。
新年に当たりうれしいお知らせをしたいと思います。岐阜県大会以来の全国産地シンポジウムを、7月1日、2日千葉県木更津市で4年ぶりに開催することを決定し、地元木更津市と協会で実行委員会を組織して開催に向けてスタートしました。詳細は「ブルーベリーニュース」でご案内致します。7月に皆様と木更津でお会いできることを楽しみにしております。
さて、昨年も新型コロナウイルス禍に加えて自然災害が日本全国のみならず世界各地で予想をはるかに越えた規模で発生しております。その中で協会の活動も思うようにできず、2年連続で「通常総代会」が開催できず書面議決で行い、総代の皆様から直接ご意見を伺うこともできませんでした。また同日開催のブルーベリーシンポジウムも行えず残念に思っております。今年こそはブルーベリー産業の発展を目指した活動を推進したいと思います。
ブルーベリー産業の発展はズバリ儲かるブルーベリー栽培の推進であると思います。ブルーベリーは寒地から暖地まで日本中で栽培できる果樹ですので、栽培面積の拡大と生産量の拡大で高品質なものから加工用まで幅を広げて経営の安定を図るべきです。儲かるブルーベリーであればこそ次世代につながる後継者も育ち、新規栽培者も現れます。適地適作と地域に合った栽培法でブルーベリーをメジャーな作物にしていきたいと思います。
本年もブルーベリー栽培士の活動に協会は全力を注いで参ります。地域に合った栽培法を確立するため各地で活躍する先覚者を講師として講習会等を開催し、産地の拡大を図ることが急務です。
そのため協会認定の講師を地域に派遣する「講師派遣制度」を昨年創設して実施しております。これは協会から講師料を助成するもので、制度については「ブルーベリーニュース95号」でお知らせしております。詳細は協会にお問合せ下さい。
皆様にこの制度を理解して頂き各地で講習会等が開催されることを期待しております。私も栽培士として全国の産地を訪ねて見聞を広め、栽培者との交流を深めていきたいと思います。出会いを大切に友の輪を広げ、共にブルーベリー産業の発展に頑張っていきたいと思います。
会員と協会を結ぶ「ブルーベリーニュース」は各地の通信員の方々や役員に情報提供を頂いていますが、コロナ禍で交流がままならない中、皆様から情報を頂き、「ためになる情報誌」として充実を図って参りたいと思います。
一日も早くコロナウイルスが終息して、7月には木更津にて皆様と笑顔でお会いできることをご祈念致しますとともに、ブルーベリー産業の発展と皆様方の益々のご健勝をお祈り申し上げます。