虫害情報が関東中部地域を中心に発生しています、剪定を行っている時期ですので虫の情報とともに対処方法についておつたえいたします。
「チュウゴクアミガサハゴロモ」
体長1センチ程度の蛾、秋に3ミリから1センチ程度の新梢に産卵、産卵の痕跡は細かい綿のようなもので覆われている(差審参照)
木の幹に浅い溝を掘り起こして溝の中に産卵する
幼虫が木や実にどのような影響を与えるのかは今のところ分かっていないが、大発生する恐れがある。
この虫に対する登録農薬はない、ハサミの先等尖った道具のさきで削り取る。枝ごと切って焼却処分(畑に放置しない)または園外に出す
日本農業新聞に「果樹や茶を食害「チュウゴクアミガサハゴロモ」 国内で拡大、警戒を」が掲載され、記事中に日本ブルーベリー協会での注意喚起についても紹介されました。(2025年5月13日)
記事:果樹や茶を食害「チュウゴクアミガサハゴロモ」 国内で拡大、警戒を
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埼玉県茶業研究所にて、注意喚起資料として「チュウゴクアミガサハゴロモの形態・発生生態などに関する資料(PDF:719KB)」が公開されています。 埼玉県茶業研究所(ページ中部の「注意喚起資料」部分をご確認ください)
日本ブルーベリー協会
栽培士 小尾 能敏