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ブルーベリー協会が行った東日本大震災復興支援事業で、東松島市から表彰状を頂きました

一般社団法人日本ブルーベリー協会が、2月28日、3月1日に行いました「東日本大震災復興支援事業」に対しまして、4月10日宮城県東松島市長 阿部秀保様より感謝状を頂きましたので、お知らせ致します。

東日本大震災復興支援事業の報告





〜ブルーベリーがコミュニケーションづくりに役立つ〜
東日本大震災から丸4年を迎える3月1日、宮城県東松島市より依頼のありました復興支援事業の一環で、災害公営住宅(35戸)にブルーベリーを植栽する事業が無事終了しました。
同市東矢本駅北地区(あおい地区)の災害公営住宅の庭に、ブルーベリーの苗を各戸2〜4本植栽しました。
当日は、あいにくの小雨の天候の中でしたが、慣れない作業を、地区の住民の皆さんと協力し合って、ハイブッシュ系とラビットアイ系、合計約100本の苗を植えました。
協会の支援事業は、震災後2度目になりますが、苗を「宮田果樹園」(群馬県川場村)宮田光雄様、「エザワフルーツランド」(千葉県木更津市)江澤貞雄様、ピートモスを「株式会社東京屋」(千葉県旭市)様より寄付をして頂きました。
住民の皆さんにも、殺風景な復興住宅の庭先に実のなる果樹が植わったことで、大変喜んで頂くことができました。宮田様からの荷には「アジサイ」の苗も入っていて、ブルーベリーの間に植え付けました。
この地区は、津波で自宅等が流された地区から転居された方々で、引っ越してまだ3か月余り、お互い知らない方も多く、いわばゼロからのスタートです。
自治会の相澤洋子会長さんは、「地区の集まりでは、役員の決め方やゴミの出し方しか話題がなかったけれど、これからはブルーベリーの話題で、皆さんとつながりができる」と、これからの栽培に意欲的でした。
「お隣のブルーベリーはどうかな?」「花は咲いたかな?」「どんな実がなったかな?」などと話題が出ると思うとおっしゃっていました。
「この地区の名前が『あおい』なので、ブルーベリーと縁があったのかな?」等との声もありました。
風当たりの強い土地柄で、今後の管理にも支援が必要かとも思いますが、できる限りの応援は続けたいと思っています。寄付を頂きました方々に感謝申し上げ、報告と致します。
東松島市:人口約4万人、震災で全世帯の4分の3にあたる約1万1000戸が全半壊し、死者・行方不明者は1134人。仮設住居の入居者は約2400人。


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