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1997年全国産地シンポジウム in 千葉 大会レポート

97'全国産地シンポジウム in 千葉

大会概要

日時:平成9年6月28日(土)
場所:千葉県君津市鹿野山 ホテル鹿野山

97'全国産地シンポジウム in 千葉 レポートイメージ
6月28日、前の週に続き6月には珍しい2度目の台風が接近する中、ホテル鹿野山でシンポジウムが行われた。
基調講演
「世界におけるブルーベリー生産開発の発展方向」


97'全国産地シンポジウム in 千葉 レポートイメージ
特別講演
「生活クラブ生協としてのブルーベリーの取組み」
「地域特産品としてのブルーベリー果実の利用」

パネルディスカッション
「ブルーベリー産地形成のあり方と将来展望」
「観光園経営の基本戦略と将来展望」


97'全国産地シンポジウム in 千葉 レポートイメージ
シンポジウム会場から強風の吹き荒れるマザー牧場へ移動したのはもう夕暮れ時、トラクター列車に乗ってブルーベリー園へ向かった。
さいわい雨は小降りとなり、ブルーベリー園の見学ができた。広大な山の斜面に植え付けられたブルーベリーは面積140a。上がラビットアイ種、下のほうがハイブッシュ種、昭和52年から元祖ブルーベリーの摘み取り観光農園としての歴史を感じた。
ハイブッシュは極早生のウエイマウスが収穫終りに近く小粒ながらたくさん熟しており、次々と見学者の口へと運ばれた。


97'全国産地シンポジウム in 千葉 レポートイメージ
台風が通り過ぎた翌朝、鹿野山を下り木更津へと向かった。初めの地区は八万台、山の中に防鳥ネットで覆われた永島さんのハイブッシュ園があった。
当地区は昭和60年に定植、ブルーベリー農家は4戸、1戸約10aの栽培である。ハイブッシュの収穫後期ではあったが、見学者が食すには充分すぎるほどたくさんの大きな実がなっていた。地面はもみがらマルチが敷きつめられ,ふわふわしていた。
つづいて宿地区へ、ここも台地の山の中にある畑で昭和60年より定植、現在は5戸の農家がブルーベリーを栽培している。それぞれの園を外から見て回った。
最後に農協の集荷場を訪問、すっかり台風一過となり蒸し暑い中、いただいた冷たいお茶が特においしかった。